和紙布って?

和紙布は“生命力”をまとう素材。

木々や草の繊維から生まれた和紙布は、湿度を調え、肌を清潔に保つ“呼吸する布”。自然の力をそのままに、眠りや暮らしを静かに整えます。中性洗剤で洗え、製品によってはタンブラー乾燥も対応※。やさしくて丈夫、使いやすい天然由来素材です。

※商品によって異なります。詳細は各商品ページをご確認ください。

サラサラ触感で肌にやさしい

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汗をかいても、肌はさらり。
長時間の着用でも、トラブル知らずの快適さ。

和紙布は、通気性が高く毛羽立ちが少ないため、摩擦やムレによる肌ストレスを軽減。汗や皮脂を吸着・分解する“浄化環境”が、肌を清潔に保ち、長時間の着用でも快適さが続きます。

実際、和紙布製の五本指ソックスはトレイルラン大会(120km)で、足のマメやふやけ、傷みの軽減に効果を発揮。和紙の低い熱伝導率が地面からの熱を遮断し、汗や水分も素早く吸い上げて乾かすことで、過酷な環境下でも足を守ります。「マメができづらい」「疲れにくい」といったアスリートの声も多数。就寝時のムレや摩擦対策としても、和紙布は肌へのやさしさを発揮し、快適な睡眠環境づくりに貢献します。

トレイルランでの検証結果

※傷んだ足の裏の画像が含まれます。苦手な方はクリックしないで下さい。

調湿効果で、夏涼しく冬暖かい

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和紙布は、天然のエアコン。
季節にゆらがず、眠りと肌を快適に。

和紙布は、日本家屋の「障子」と同じく、繊維内部に空気を含む多孔質構造を持ちます。この構造が湿気を吸収・放出する“呼吸”のような働きをし、布の内側の湿度を自然に調整します。

夏は汗を吸ってムレを防ぎ涼しく、冬は空気を抱えて暖かさを保つため、一年を通じて快適な肌環境を維持します。睡眠中の湿気による寝苦しさや、起床時の乾燥・冷えを和らげる和紙布は、パジャマやシーツとしても最適。呼吸するように湿度を整え、眠りの質をそっと底上げしてくれる素材です。

吸水・速乾

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汗ばむ瞬間も、肌はさらり。
湿気を逃がし、冷えもムレも感じにくい。

和紙布は、水分や皮脂をすばやく吸収し、綿の約5〜8倍の速さで乾く優れた速乾性を備えています。その理由は、和紙特有の多孔質構造。繊維の隙間を風が通り抜け、湿気を効率よく蒸散させることで、濡れた感覚を残しません。

入ってくる水分より、出ていくスピードの方が早いため、蒸れにくく冷えにくいのも特長。汗をかきやすい運動時や入浴後はもちろん、寝汗が気になる就寝時にも快適さを保ちます。

吸水の検証映像

消臭

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ニオイをごまかさず、根本からケア。
自然の力で、清潔な毎日が続く。

和紙布に含まれる微細な孔と共生する微生物が、汗・皮脂・加齢臭の原因となるアンモニア・酢酸・イソ吉草酸などの臭気成分を吸着・分解します。第三者機関の試験では、2時間で最大98%の消臭効果を確認。ニオイを“隠す”のではなく、素材そのものが働きかけて分解するのが特長です。

さらに、化学加工に頼らない天然繊維ゆえ、洗濯後も効果が持続しやすく、肌にもやさしい。靴下・インナー・寝具など、肌に直接触れるアイテムでも安心して使えます。毎日身につけるものだからこそ、根本から整える。それが本当の快適だと、私たちは考えます。

軽量・通気性

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着ていることを忘れる、
軽やかで、息をする素材。

和紙布は、繊維内部に無数の孔を持つ多孔質構造により、空気をたっぷり含むことで驚くほどの軽さと通気性を実現しています。比重はわずか0.50、綿のおよそ1/3という軽やかさで、肌への圧迫感を軽減。就寝中の寝返りもスムーズで、肩や首まわりの負担が少なく、眠りの質を静かに底上げします。

通気性の高さはムレを防ぎ、朝まで快適。「ずっと着ていたくなる」との声も多く、パジャマやインナーとしてはもちろん、旅行やリラックスシーンにもおすすめです。

土に還る循環型素材

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自然から生まれ、自然へ還る。
人と地球にやさしい、もうひとつの快適。

和紙布の原料は、70〜80年かけて成熟した樹木の「世代交代伐採」による端材からつくられた植物由来の繊維。若い木が育つための健全な森づくりの一環として、自然のリズムの中で生まれています。芯にはポリエステル(リサイクルしたペットボトル)を用いながらも、肌に触れる部分は限りなく和紙100%に近い設計。使用後は微生物の力で分解され、やがて土に還る――。日常の選択が、未来の環境へのやさしさにつながる。そんな循環型の暮らしを、和紙布が支えてくれます。

実際の検証結果
2週間後
4週間後

和紙布は土に還っていきました